仮面デプレッションって?【肉体的なダメージの方が先に出てしまう】

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隠れたうつ病

看護師

内科の患者にも多い

うつ病の情報が広まり、精神科や心療内科を受診する人が増加傾向にあると言われています。それも背景にあるのか、1996年の調査で43万人だったうつ病患者は、2008年には104万人にも増加しました。とは言っても、受診のタイミングを逃し、重症化してしまう人もいます。早めに治療を始めれば症状が早く良くなったり、再発を予防できたりします。体調も気分も優れない状態が2週間以上続く場合は、受診するのが賢明です。ところが、うつ病の代表的な精神症状である抑うつ気分が現れず、自律神経症状が全面に出るケースもあります。精神症状が隠されていることから、仮面デプレッションと呼ばれます。一般内科を受診した患者の数%以上が仮面デプレッションという話もあるくらいなので、うつ病が身近な病気であることがわかります。近年では内科医もうつ病の知識をある程度持っていることが多いです。身体的な問題が発見できない場合は、精神科を紹介してくれるかもしれません。しかし、紹介が遅れる可能性も否めないため、自律神経症状が強く出ている場合は心療内科を受診すると安心です。仮面デプレッションで現れる身体症状は、全身の疲労感や頭重感、胃部不快感などの自律神経症状や食欲低下が代表的です。食べ物が全く美味しく感じられなくなる、そればかりか、まるで砂を食べているようだ、と言う人もいます。そのため十分な食事量を取れずに体重が減少します。また、睡眠障害が出る人も珍しくないです。寝つきは悪くないものの、途中で目覚めて再び眠ることができなくなることや、眠りが浅くなることが多いです。目覚めると先のことを心配したり、反対に過去を後悔したりして悶々とします。更年期の女性は自律神経症状や睡眠障害が出やすく、更年期障害と見分けが付かない場合もあります。内科を受診するにしても婦人科を受診するにしても、処方された薬がさっぱり効かない場合は自分でもうつ病の可能性を疑い、医師に申し出てみることが望ましいです。なお、生真面目で融通の利かないようなタイプの人は、仮面デプレッションを患いやすい傾向にあります。加えて、慢性的にストレスが蓄積されている場合も発症しやすいです。

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